ハワイ・マウイ島に朗報 米男子ツアー開催コースのカパルアリゾートが再開へ

8月8日に未曾有(みぞう)の山火事に見舞われた米ハワイのマウイ島。壊滅的な被害を受けたラハイナから北に20キロのところに位置するカパルアリゾートが、営業を再開することが発表された。
同ゴルフリゾートは山火事の被害は免れたものの、以降、2つのコースを閉じていた。9月20日にベイコースの営業を再開し、続いて10月18日にはプランテーションコースがオープン。同コースでは米国男子ツアーが毎年1月、年明け初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を開催している。

カパルアゴルフ&テニスのゼネラルマネジャーを務めるアレックス・ナカジマ氏は、「われわれのチームがこの6週間に受けた多くの支援に大変感謝している」とコメント。死者は100人以上でいまも行方不明者の捜索が続くが、カパルアリゾートのスタッフも多くが被災したという。

現在はまだ、復興の最中。「(新型コロナウイルスの)パンデミックで学んだように、ゴルフは精神的にも肉体的にもすばらしいものだということを学んだ」と、ナカジマ氏はカパルアリゾートは支援を続けて行くとした。

米国男子ツアーの2024年シーズンの開幕戦ザ・セントリーは、プランテーションコースでの開催が予定されているが、コースの再開は朗報。先月にはジェイ・モナハン会長が開催に意欲をみせ、「現時点では不透明な部分が多いが、もし状況が許せば、100%開催する」と話していた。

また、出場を予定しているジョン・ラーム(スペイン)は「トーナメントを開催することで、人々の助けになれば」と、プランテーションコースでのプレーを望んだ。(文・武川玲子=米国在住)

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