セルタ史上初のホーム開幕3連敗…ベニテス監督、クラブ創設100周年のシーズンに不名誉な記録樹立

 今シーズンからセルタを率いるラファエル・ベニテス監督だが、クラブ史上初のラ・リーガでのホーム開幕3連敗を喫した。17日、データサイト『Opta』が報じている。

 クラブ創設100周年となる節目の年に、“恐るべきリーダー”として招へいされたベニテス監督。昨シーズンはエドゥアルド・コウデ氏からカルロス・カルヴァリャル氏への指揮官交代を経て、最終節で残留を決めたクラブの再建を託されたベニテス監督だったが、本拠地『バライードス』で迎えた開幕節でオサスナに完敗。その後は試行錯誤を繰り返し、3バックシステムに変更して臨んだ第4節アルメリア戦で初勝利を飾ったものの、苦難の序盤戦となっている。

 そんなセルタは今節、『バライードス』で未勝利のマジョルカと対戦した。FWヨルゲン・ストランド・ラーセンのシュートやVARで取り消されたFWジョナタン・バンバの“幻の先制点”など、得点の匂いを漂わせていたセルタ。しかし試合終盤に痛恨の失点を許し、このまま0-1で敗戦。開幕5試合で1勝1分3敗の16位と低迷が続いている。

 さらに『Opta』によると、クラブ創設100周年のシーズンに不名誉な記録を樹立してしまったとのこと。開幕節オサスナ戦(⚫︎0-2)、第3節レアル・マドリード戦(⚫︎0-1)、そして今節マジョルカ戦の敗戦でホーム開幕3連敗に。クラブのラ・リーガにおけるホームでの開幕3連敗は史上初の出来事のようだ。

 バレンシアやリヴァプールでは手腕を振るい、主要タイトルをもたらしたベニテス監督。一方で、近年指揮したレアル・マドリードやエヴァートンでは成績不振により解任の憂き目に遭っているが、チームを立て直すことはできるのだろうか。次戦は23日に行われる第6節バルセロナ戦だ。

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