
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に言及した。17日、クラブ公式サイトが伝えている。
ラ・リーガ第5節が17日に行われ、レアル・マドリードはレアル・ソシエダと対戦。5分に久保のお膳立てから最後はアンデル・バレネチェアに押し込まれ、先制を許したものの、46分にフェデリコ・バルベルデの一撃で同点に追いつくと、60分にホセルのヘディングシュートで勝ち越しに成功し、2-1で逆転勝利を収めた。
開幕唯一の5連勝を飾った試合後、アンチェロッティ監督は「前半は悪くなかった。私たちはピッチの高い位置からプレスをかけようとしたが、相手はディフェンスラインを非常に高く設定していたので、より直接的に攻撃する必要があった。失点は予想されていたような動きの中で生まれてしまったが、いい試合だったと思う」と振り返った。
また、先制点に関与したほか、オフサイドで認められなかったものの、強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らすなど、古巣との一戦で活躍を見せた久保についてアンチェロッティ監督は「クボは非常にいいプレーをして、とても危険だった」と脅威になっていたことを認めつつ、「前半は素晴らしかったし、後半には見事な2つのアシストもしてくれて、試合の勝利に貢献してくれた」と久保と対峙したフラン・ガルシアには賛辞を送った。