アプローチ名人・青木瀬令奈が考える“ぴったり距離感”のための力感を、具体的に教えてもらった

狙った所にボールを運ぶために、私が意識しているのは打ち急がないことです。「狙った所に打ちたい」、「正確にインパクトしたい」と思うと、手先でヘッドを操作してしまいがち。これではパンチが入って距離感が合わないだけでなく、ヘッドがブレてザックリといったミスにもつながります。
打ち急ぎを防ぐためのポイントは、ダウンスイングでクラブの重さを感じることです。切り返し以降、右手の中指と人差し指の腹にグリップを乗せ、クラブの重さを感じ続けながらヘッドを下ろしてください。重さを感じなくなったら、手先で振っている証拠ですよ。

右手の中指と人差し指にクラブを乗せた状態でダウンスイングすると、ヘッドは加速も減速もせず、等速で動きやすくなります。このスピード感で振り下ろせば、スイング軌道やヘッドの動きが安定し、正確なインパクトに。距離感が徐々に合ってきますよ。

青木瀬令奈
あおき・せれな/1993年生まれ、群馬県出身。正確なショートゲームを武器に、今季Tポイント×ENEOSで通算4勝目をマーク。リシャール・ミル所属

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