リヴァプール、DFツィミカスとの契約を2年間延長へ?…現行契約は2025年夏で満了

 リヴァプールが、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスとの契約延長に動いているようだ。9日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在27歳のツィミカスは左サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。母国のオリンピアコスで頭角を表すと、2020年夏に推定1175万ポンド(現在のレートで約21億円)の移籍金でリヴァプールに完全移籍加入を果たした。同クラブではスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが左SBの主力に君臨しているため、先発起用の機会こそ限られているものの、ここまで公式戦62試合に出場し12アシストをマーク。3つのタイトル獲得に貢献している。

 そんなツィミカスとリヴァプールとの現行契約は2025年6月末までとなっており、満了まで残り2年を切っている。報道によると、リヴァプールは同選手との契約延長を望んでおり、すでに選手側との交渉をスタートさせているという。チームを率いるユルゲン・クロップ監督はツィミカスを貴重な戦力と見なしており、今後も長期間に渡ってチームに留めておきたいと考えているようだ。

 ツィミカス本人もマージーサイドでの生活に満足しており、クラブへの残留を希望しているという。なお、現時点で検討されている新たな契約期間は2027年6月末までとのこと。具体的な進捗状況は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、「合意を完成させるための議論が続いている」と指摘。リヴァプールは早期に契約交渉をまとめたいと考えているようだ。

 出場機会こそ限られているものの、貴重なバックアッパーとしてチームに欠かせぬ存在となっているツィミカス。現行契約が満了となる2025年以降も、リヴァプールに残留する可能性が高そうだ。

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