
ラ・リーガは8月31日、月間最優秀選手(MVP)を発表。レアル・マドリードに所属しているイングランド代表MFジュード・ベリンガムが8月のMVPに輝いた。
ベリンガムは今夏のマーケットにおける“目玉補強”としてドルトムントからレアル・マドリードに完全移籍加入。クラブの“レジェンド”でもある元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が着用していた背番号「5」を託され、自身初のラ・リーガにやって来た。
カルロ・アンチェロッティ監督から2列目の中央で起用されたベリンガムは、変幻自在な動きでレアル・マドリードの攻撃陣をけん引。12日に行われた開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場すると、36分にオーストリア代表DFダヴィド・アラバのクロスボールからヘディングシュートを沈め、新天地での公式戦初ゴールを記録。2-0での勝利に貢献していた。続く第2節アルメリア戦では2ゴール1アシストとレアル・マドリードの全得点に絡み、3-1での逆転勝利を演出。第3節のセルタ戦ではスコアレスで迎えた81分に頭でゴールネットを揺らし、1-0の勝利に繋がる決勝ゴールを挙げていた。
8月に行われたラ・リーガ全3試合にスタメン出場したベリンガムは、3試合連続ゴールを含む4得点1アシストを記録。レアル・マドリードはチーム全体ここまで合計6ゴールを挙げているが、うち5得点にベリンガムが直接関与。今季のラ・リーガで唯一となる開幕3連勝を記録し、首位を走っている。そんなレアル・マドリードにおいて早くも中心に君臨しているベリンガムが、8月のラ・リーガ月間MVPに輝いた。