
サンフレッチェ広島は9月1日、ユース所属のMF中島洋太朗とプロ契約を締結したことを発表した。なお、同選手は来シーズンまでユースに所属しつつ、Jリーグの公式戦に出場可能な2種登録選手としてトップチームのトレーニングに参加するという。背番号は「35」に決定した。
2006年4月22日生まれで現在17歳の中島は、かつて2009年から2013年まで広島でプレーした中島浩司氏を実父に持つプレーヤー。ジュニア年代から広島の下部組織に在籍し、現在はユースを主戦場にプレーしている。また、世代別の日本代表にも名を連ねており、U-17代表として公式戦5試合に出場し1ゴール2アシストを記録している。
広島は中島のプレーの特徴について「サンフレッチェ広島OBの中島浩司氏を父に持つ、サッカーセンス抜群のMF。確かな足下の技術、状況判断に優れた攻撃力の高いプレーヤー」と紹介している。
プロ契約の締結に際し、中島はクラブの公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「このたび、サンフレッチェ広島とプロ契約をさせていただきました中島洋太朗です。小学3年生の時にこのクラブのアカデミーに入った時からの夢であるサンフレッチェ広島で、プロサッカー選手になるという一つの夢が叶ったことをとても嬉しく思います。小さい頃から育ててもらったこのクラブに恩返ししていけるように頑張ります!応援よろしくお願いします!!」
また、父の浩司氏もクラブを通じて「洋太朗は物心ついた頃から、僕がサンフレッチェ広島のユニフォームを着て試合をしている姿を見て育ちました。そんな洋太朗が同じ背番号を背負い、サンフレッチェ広島のために戦うことになり、本当に嬉しく思います。サンフレッチェを応援されている皆さん、新しい背番号35をよろしくお願いいたします」とコメントしている。