コウチーニョにラ・リーガ復帰の可能性が浮上! ベティスがレンタル移籍でクラブ間交渉中

 ベティスは、アストン・ヴィラに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに関心を寄せているようだ。30日、スペイン紙『アス』が報じている。

 マヌエル・ペジェグリーニ政権4年目となる今夏、中盤の顔ぶれが大幅に変化した。“象徴”のMFホアキン・サンチェスが現役引退し、10番のMFセルヒオ・カナーレスはメキシコに、ペジェグリーニ監督の下で復活したMFフアンミもサウジアラビアへと移籍。一方で、新戦力として迎え入れられたMFイスコは、ラ・リーガ開幕から3試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

 移籍市場閉幕が迫るなかで、ベティスは特大の”ラストブレット”を放ちたいようだ。『アス』によると、ペジェグリーニ監督が中盤における攻撃的な役割を担う選手を要求しており、ベティスはアストン・ヴィラに所属するMFフィリペ・コウチーニョのレンタル移籍を巡って交渉中とのこと。これは前述した3選手の退団と、MFナビル・フェキルの負傷離脱による戦力低下を補うもので、同指揮官は度々フェキルの状態に言及するとともに、現状頼れる唯一の創造的な選手としてイスコを挙げていた。

 ただ『アス』は、懸念として20日に行われたプレミアリーグ第2節エヴァートン戦で同選手が負傷交代を余儀なくされたことを指摘。また交渉相手は、セビージャをヨーロッパリーグの盟主にまで押し上げ、今シーズンからアストン・ヴィラのスポーツディレクターに就任した“名伯楽”モンチ氏であることから、一筋縄ではいかないという見立てだ。

 アストン・ヴィラとの現行契約を2026年夏まで残しており、プレミアリーグで受け取る年俸と同等な金額を支払うことができないベティスにとっては、レンタル移籍がコウチーニョをラ・リーガに復帰させる唯一の方法という。一方で、同国紙『マルカ』は、コウチーニョがアル・ドゥハイル(カタール)と個人合意に達しており、クラブ間交渉に移行しているとの報道もあることを伝えている。

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