
レアル・マドリードは28日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷について発表した。
ヴィニシウスは現地時間25日に行われたラ・リーガ第3節のセルタ戦(1-0○)に先発出場したものの、筋肉系のトラブルにより開始わずか18分での途中交代を余儀なくされていた。今回のクラブの発表によると、同選手は右足大腿二頭筋の損傷と診断されたとのこと。全治期間については現時点で明かされていない。
28日のスペイン紙『マルカ』によると、ヴィニシウスは少なくとも約6週間の戦線離脱を余儀なくされる可能性が高いとのこと。この報道に従えば、23歳のブラジル代表FWはヘタフェ、レアル・ソシエダ、ラス・パルマスと対戦するホームゲーム3試合とジローナとのアウェイ戦に加え、9月24日に予定されているアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージの第1節および第2節を欠場することになる。また、9月に予定されているFIFAワールドカップ2026に向けた南米予選2試合の出場も困難と見られている。
なお、スペイン紙『アス』が報じたところによれば、レアル・マドリードのメディカルスタッフはヴィニシウスについて、現地時間10月8日に行われるラ・リーガ第9節オサスナ戦で戦列復帰させることを目指しているようだ。
レアル・マドリードを巡っては、絶対的守護神のベルギー代表GKティボー・クルトワがシーズン開幕直前に左ひざ前十字じん帯を断裂。また、現地時間12日に行われたラ・リーガ開幕節ではブラジル代表DFエデル・ミリトンが左ひざを負傷し、後に前十字じん帯を断裂したことが発表された。ラ・リーガでは新戦力のイングランド代表MFジュード・ベリンガムの活躍もあり、開幕3連勝を飾っているものの、シーズン序盤から主力選手の相次ぐ負傷離脱というアクシデントに見舞われている。