
<Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇27日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7216ヤード・パー72>
最終日のスタート前、1番ティで日本ゴルフツアー機構の青木功会長から森君夫大会会長(九州朝日放送株式会社代表取締役社長)へ、大会50回記念盾の贈呈式が行われた。青木会長は1973年の第1回、80年の第8回、86年の第14回と、大会を3度制している。
1番ティからセレモニアルショットを放った青木会長は「第1回に優勝したので私が打たせていただきました。KBCさんはこれからまた50回続けたいとおっしゃっている。きょう勝った人(50回大会優勝者)は50年ゴルフを続けないといけない。40代で勝ったら大変なことになる」と話した。
大会の歴代優勝者には、尾崎直道(84年)、杉原輝雄(89年)、尾崎将司(90、96、97、98年)、伊澤利光(2000年)、池田勇太(09、15、17年)、石川遼(16年)といった各時代を代表する選手たちが名を刻む。
また、初優勝者が多いのも今大会の特徴。出水田大二郎(18年)、比嘉一貴(19年)、スコット・ビンセント(21年)、河本力(22年)と4大会連続(20年大会は中止)でツアー初優勝者が生まれている。上位勢ではトップと1打差のトータル13アンダー・4位タイの永野竜太郎と鈴木晃祐、トータル11アンダー・7位タイの鍋谷太一、勝俣陵、ジャスティン・デロスサントス(フィリピン)、トータル10アンダー・11位の清水大成がツアー初優勝を狙う。
果たして今年はどうなるのか。午前8時25分から続々と選手たちがスタート。トータル14アンダーで並ぶ、宮里優作、小林正則、ソン・ヨンハン(韓国)の最終組は午前10時35分にティオフを迎える。