バルセロナ、カンセロのレンタルでの加入が迫るも…買取OPは付帯せず?

 バルセロナは、マンチェスター・シティ所属のポルトガル代表DFジョアン・カンセロをレンタル移籍で獲得することが濃厚となっているが、このレンタル移籍に買取オプションは付随しないようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 4年ぶりのラ・リーガ制覇を果たした昨シーズンは、センターバック(CB)を主戦場とするウルグアイ代表DFロナルド・アラウホやフランス代表DFジュール・クンデ、ユーティリティープレーヤーのスペイン人MFセルジ・ロベルトが右サイドバック(SB)の主力を務めたバルセロナ。しかし、チームを率いるシャビ・エルナンデス監督はこの現状に満足しておらず、今夏の移籍市場で“本職右SB”の獲得を熱望していることが報じられている。

 そんなバルセロナの獲得候補の1人として名前が挙がっているのが、マンチェスター・シティでの序列低下が指摘されているカンセロで、かねてから獲得交渉が行われていることが伝えられており、バルセロナは買い取りオプションが付随したレンタル移籍での獲得でマンチェスター・シティと合意したとも報じられていた。

 しかし、今回の報道によると、バルセロナは、カンセロをレンタル移籍で獲得することが濃厚となっているものの、買取オプションは付随しないとのこと。財政難に陥っているバルセロナは資金の運用を厳密に管理しなければならない状況にあり、完全移籍での獲得を決めるかどうかは、今季のカンセロのパフォーマンスで判断したいと考えているという。

 カンセロのレンタルでの加入が迫るバルセロナだが、今季終了後にはどのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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