菅原由勢、プレミアリーグ移籍の可能性が浮上…右SB探すフルアムが獲得を検討か

 フルアムが、AZ所属の日本代表DF菅原由勢に関心を寄せているようだ。24日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在23歳の菅原は名古屋グランパスの下部組織出身で、2018年4月にトップチーム昇格。翌年夏にはオランダの名門AZへレンタルで加入し、約1年後に完全移籍に移行した。同クラブでは右サイドバック(SB)を主戦場にここまで公式戦通算160試合に出場し10ゴール22アシストをマーク。2020年10月にデビューを飾った日本代表では、ここまで国際Aマッチ通算5試合に出場している。

 そんな菅原に、今夏のプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。今回の報道で関心が明らかになったのは、昇格初年度の昨シーズンに10位と躍進したフルアム。ロンドンを本拠地とする同クラブをめぐっては、右SBの主力を張っているオランダ人DFケニー・テテに今夏のバイエルン移籍の可能性が浮上しているとのこと。同選手に流出の備え、AZで安定した活躍を見せている菅原の獲得を検討しているようだ。

 報道によると、フルアムはレスター所属のベルギー代表DFティモシー・カスターニュもリストアップしているものの、現時点では菅原により強い関心を示しているとのこと。未だAZとのクラブ間合意には至っていないものの、選手本人との個人交渉が取引の障壁になる可能性は低いと『デイリーメール』は指摘している。なお、AZは菅原の移籍金として、少なくとも1000万ポンド(約18億円)を要求すると見られている。

 アーセナル所属のDF冨安健洋、ブライトン所属のFW三笘薫に加え、今夏の移籍市場ではMF遠藤航が名門リヴァプールへと電撃移籍。果たして、菅原は今シーズンのプレミアリーグでプレーする4人目の日本代表戦士となるのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。

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