タイガー・ウッズが「ツアー選手権」にて5年ぶりの復活優勝を遂げた試合をプレイバック!

もう間もなく、米国男子ツアー今季最終戦「ツアー選手権」が開幕する。フェデックスカップランキング上位30名のみが参加できる今大会で、米国男子ツアーの年間王者も決定する。米国男子ツアー公式インスタグラムでは、2018年大会にてタイガー・ウッズ(米国)が5年ぶりの優勝を果たした際の映像が公開された。
タイガーは、17年初旬に脊椎固定術による4度目の手術を受け、18年にツアー復帰。「バルスパー選手権」で2位、「アーノルド・パーマー招待」で5位と前半から好成績を収めていた。「マスターズ」、「全米オープン」はまずまずの成績だったが、「全英オープン」で6位、「全米プロゴルフ選手権」では2位と、メジャー大会でも活躍して今大会に臨んでいた。

タイガーは、初日に1イーグル・4バーディ・1ボギーの「65」をマークして首位に立つと、2日目以降もその座を譲ることなく最終日へ。1番でピン2.5メートルにつけてバーディ発進し、最終日も積極的なゴルフを展開すると思われた。しかし、「残り17ホールはパーでいい。それでもアンダーパーで回れば、きっと勝てるから」と、前日に口にしていた「コンサバティブ(無難)なゲームプラン」を徹底することとなった。

タイガーは、グリーンセンターを狙う安全なゴルフで作戦通りパーを積み重ねたが、15番、16番と連続ボギーを喫し、2位と2打差という嫌な流れで上がり2ホールへ。17番ではセカンドショットがグリーン右奥のラフに行ってしまい、さらに嫌なムードになってしまう。しかし、タイガーは1メートルに寄せ切ってパーを奪取。最終ホールへと向かった。

最後は572ヤードのパー5。348ヤードのビッグドライブを見せ、2打目はグリーン横のバンカーへ。3打目に向かうタイガーの後ろには、復活優勝の瞬間をその目に焼き付けようとする大勢のギャラリーが。大観衆に見守られるなか、“無難”にバンカーから出して2パットでホールアウト。ケガからの復活優勝を遂げたのだった。タイガーの噛みしめるような笑顔がとても印象的だ。

タイガーは今年の「マスターズ」に出場したが、途中棄権。その後、足首の骨の固定手術を受けて、現在は療養中。復帰時期は未定となっている。タイガーならば、ケガを乗り越えてまた復活優勝を遂げてくれるはずだと期待してしまう。

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