メジャーの悔しさはカナダで晴らす 畑岡奈紗が見据えるナショナルOP制覇

<CPKC女子オープン 事前情報◇23日◇ショーネシーG&CC(カナダ)◇6685ヤード・パー72>

畑岡奈紗がカナダのナショナルオープン制覇を視界に入れている。2週前は全英で、今週はカナダで最大のトーナメント。「もう少しかなという感じです」と、調子も悪くない中で昨年4月以来のツアー優勝を狙う。

全英終了後はすぐにカナダに入り、1週間でリフレッシュ。「ヨーロッパ3連戦はめちゃくちゃ疲れますね」と、前週は癒やしの時間に充てた。気力も体力も回復。「目標はとにかく勝つことです」とキッパリ。後半戦スタートの本大会から、貪欲に勝利を求めていく。

7月は「全米女子オープン」、「アムンディ・エビアン選手権」と出場2試合連続で優勝争い。メジャー制覇の夢は叶わなかったが、自身が言う“もう少し”のところまで来ているのは誰の目からも明らか。全英でも5打差の9位から上位を追いかけたが、序盤で崩れ11位タイに終わった。そんな悔しさが募ったメジャーも今季はすべて終了。後半戦に向けては「ギアを上げていきたい」と、悔しさを晴らす実りの秋に突入する。

「本当にギャラリーの方が多く入るイメージで、すごく盛り上がる大会。ここで優勝できれば最高です」と、優勝カップを掲げる自身の姿をイメージする。今シーズンはここまで233個でバーディ数はツアー1位。ナショナルオープンらしい難易度のコースでは注意すべき点も多いが、攻撃姿勢をキープしながら頂点を目指す。(文・高桑均)

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