バルサDFデストがPSVに買取OP付きレンタル移籍…3年ぶりの故郷復帰「デビューが待ちきれない」

 PSVは21日、バルセロナからアメリカ代表DFセルジーニョ・デストをレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間は2024年6月30日までの1年間で、買取オプションが付帯していることを併せて伝えている。

 2000年11月3日生まれのデストは現在22歳。実父がアメリカ国籍を取得していることからアメリカ代表を選択したデストだが、オランダ中部のアルメレで生まれ育ち、同都市に本拠を置くアルメレ・シティの下部組織に入団した。2012年からはアヤックスの下部組織に移ると、順調に各カテゴリーを登り、2019年7月にトップチームデビューを果たす。翌2020年10月にはバルセロナに加入し、在籍3シーズンでクラブ公式戦通算72試合に出場。2020-21シーズンのコパ・デル・レイ優勝にも貢献している。

 昨シーズンはミランへとレンタル移籍し、アメリカ代表としてはカタールW杯に出場したデスト。2019-20シーズン以来となるエールディヴィジ復帰に伴い、PSVのクラブ公式サイトにて、「PSVは毎日のように連絡をくれて、僕を獲得したいという強い意志を示してくれた」と告白。続けて「PSVが志向するスタイルも気に入っているよ。僕のキャラクターにも合致している。オランダに戻ってきた。僕はまだかつての僕だけど、たくさんの経験を積んだし、より高いパフォーマンスを身につけたと思う。デビューするのが待ちきれない」と成長した姿を披露することを誓っている。

 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買取オプション額は1000万ユーロ(約16億円)相当とのこと。また、PSV側が負担する同選手の給与は50パーセントのようだ。

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