ブレントフォードFWカノスが“故郷のクラブ”に加入! バレンシアと2027年夏まで契約締結

 バレンシアは20日、ブレントフォードからスペイン人FWセルジ・カノスを完全移籍で獲得したことを発表した。なお、契約期間は2027年夏までの4年間と併せて伝えている。

 1997年2月2日生まれのカノスは現在26歳。スペイン西部のバレンシア州で産声をあげたウィンガーは、2013年にバルセロナの下部組織からリヴァプールの下部組織に移ると、2015年夏にブレントフォードにレンタル移籍加入した。同シーズン終了後にリヴァプールに復帰したものの、トップチームでは出場機会を得られなかったことで、2017年夏にブレントフォードに完全移籍加入。シーズン中盤頃には定位置を確保した同選手は、翌2018-19シーズンのチャンピオンシップで7得点7アシストの活躍で功成り名を遂げた。昨シーズンは負傷の影響で出遅れ、冬の移籍市場でオリンピアコスへとレンタル移籍していた。

 今夏の移籍市場では、左WGサムエル・リーノと右WGジャスティン・クライファートがそれぞれ保有元に復帰し、さらには右WGサム・カスティジェホの退団も近づいているバレンシア。在籍6年半でクラブ公式戦通算249試合に出場し36得点33アシストを記録したブレントフォードから“生まれ故郷”に本拠を置くクラブに迎え入れられたカノスは、DFジェンク・オズカジャル(買取OP行使)、MFペペルに続く、今夏3人目の新戦力だ。契約解除金は1億ユーロ(約158億円)に設定されたとスペイン紙『アス』が報じている。

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