
ジェノアは19日、マルセイユからウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーが期限付き移籍で加入することを発表した。
1年間の期限付き移籍となり、シーズン終了後の買い取りオプションが付帯している。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、買い取りの金額は1000万ユーロ(約16億円)に設定されているようだ。
現在30歳のマリノフスキーは、高精度かつ豊富な球種を持つ左足を武器とする攻撃的MF。シャフタール・ドネツィクの下部組織出身だが、同クラブのトップチームでは出場機会を得られず。2016年1月に加入したヘンクでブレイクを果たし、2018-19シーズンのベルギー1部リーグ優勝に貢献した。
2019年夏に加入したアタランタでも主力として活躍し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得などの立役者となった。同クラブでは公式戦通算143試合に出場し、30ゴールをマークした。
2023年1月に買い取りオプションが付いた期限付き移籍でマルセイユに加入。22-23シーズンは公式戦23試合の出場で2ゴールを記録し、今夏に完全移籍加入したばかりだった。
元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノ監督の指揮下で1年での1部復帰を果たしたジェノアは、今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行中。イタリア代表FWマテオ・レテギ(←ティグレ)、ブラジル人FWジュニオール・メシアス(←ミラン)、ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(←ユヴェントス)、ノルウェー代表MFモアテン・トルスビー(←ウニオン・ベルリン)らを獲得している。
【公式画像】ジェノアがマリノフスキーの獲得を発表