
元日本代表FW森本貴幸がイタリア4部のアクラガスに加入することが決定した。18日、同クラブ公式サイトが伝えている。なお、契約期間などは明らかになっていない。
森本は1988年5月7日生まれの現在35歳。東京ヴェルディのジュニアユースに所属していた2004年3月13日にジュビロ磐田戦で途中出場を果たし、当時のJリーグ史上最年少出場(15歳10カ月6日)を飾った。2006年にはカターニアへ期限付き移籍し、初の海外挑戦を経験。同クラブでは公式戦通算98試合の出場で20ゴール7アシストを記録した。
その後は、同じくイタリアのノヴァーラやUAEのアル・ナスルでもプレー。2013年には7シーズンぶりの日本復帰を決断し、ジェフユナイテッド千葉に加入した。千葉では2シーズン半プレーし、73試合に出場して17得点をマーク。その後所属した川崎フロンターレでは背番号「9」を着用して2シーズンを過ごし、2018年よりアビスパ福岡へと加入していた。
福岡退団後の2020年10月にはギリシャ3部のAEPコザニへ移籍したものの、新型コロナウイルスの影響でギリシャ3部リーグの再開の目処が立たなくなったため、出場のないまま翌年1月28日に同クラブを退団。その後パラグアイ1部のスポルティーボ・ルケーニョ加入し、同クラブを2021年6月に去ると、2022年5月27日に台湾社会人甲級サッカーリーグの台中FUTUROに加入。公式戦15試合出場で1ゴールを記録するにとどまり、約10年ぶりにイタリアに活躍の場を移すこととなった。