
川崎フロンターレは18日、クラブ公式HPを通してFWバフェティンビ・ゴミスのJリーグへの選手登録が完了したことを発表した。
現在38歳のゴミスはリヨン、スウォンジー、マルセイユなど欧州の各クラブでプレーした経験があり、ガラタサライ在籍時の2017-18シーズンにはスュペル・リグ33試合の出場で29ゴールを挙げ、チームを優勝へ導くと同時に得点王にも輝いていた。アル・ヒラル時代の2020-21シーズンにもサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)で得点王を受賞し、同クラブで2度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇も経験。2022-23シーズン限りでガラタサライとの契約が満了を迎え、今月8日に川崎Fへの加入が発表されていた。
15日に来日を果たしたゴミスは、翌16日付で川崎Fのトレーニングに合流済み。選手登録は既に完了していることから、19日に控えた明治安田生命J1リーグ第24節サンフレッチェ広島戦がデビュー戦となる可能性もある。一方、6月初旬にスュペル・リグが閉幕して以降、ゴミスはオフに入っていたこともあり、現時点ではコンディションが未知数。最終的には鬼木達監督をはじめとした川崎F側の判断となるが、デビュー戦はもう少し先となる可能性が高そうだ。
また、ゴミスの背番号は「18」に決定。6月にタイのBGパトゥム・ユナイテッドへの完全移籍が発表されたMFチャナティップが今季背負っていた番号で、過去にはDF横山知伸氏、DFエウシーニョ(現:徳島ヴォルティス)、MF三笘薫(現:ブライトン/イングランド)らが着用していた。
なお、Jリーグは18日付で全クラブの追加登録選手一覧を公開。北海道コンサドーレ札幌のGK高木駿、横浜F・マリノスのMFナム・テヒ、湘南ベルマーレのMF福田翔生、ヴィッセル神戸のMF新井瑞希、サンフレッチェ広島のFWマルコス・ジュニオールらが新天地での選手登録を完了させている。