
バルセロナは、かねてからビジャレアルに所属するアルゼンチン代表DFフアン・フォイスに関心を寄せているものの、獲得は難しくなっているようだ。11日、スペイン紙『アス』が報じている。
昨季はフランス代表DFジュール・クンデやウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ、スペイン人MFセルジ・ロベルトらが右サイドバック(SB)の主力を務めたバルセロナだが、今夏の移籍市場で“本職右SB”の獲得を検討しており、かねてからビジャレアルのフォイスの動向を注視していると伝えられていた。
しかし、今回の報道によると、バルセロナのフォイス獲得は難しくなっているようだ。ビジャレアルは今夏の移籍市場でセネガル代表FWニコラス・ジャクソンやスペイン代表DFパウ・トーレス、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼら主力選手が立て続けに退団しており、さらなる主力選手の放出は避けたいとのことで、フォイスのバルセロナへの売却も断固として拒否しているという。
また、同紙はバルセロナがフォイスを獲得する唯一の方法は契約解除金である5400万ユーロ(約84億円)を支払うことだと伝えているが、果たして、バルセロナが契約解除金を支払うことはあるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。