
バルセロナは、かねてからマンチェスター・Cに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの獲得を目指しており、同クラブに対して買い取り義務付きのレンタル移籍を打診したようだ。6日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
バルセロナは、フランス代表FWウスマン・デンベレがパリ・サンジェルマンへの移籍が確実となったことを受け、マテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)とデコSD(スポーツディレクター)に加え、クラブの会長や副会長らが会議を行い、B・シルヴァを最優先ターゲットに設定したとも報じられており、その動向には注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、バルセロナはB・シルヴァ獲得に向けてマンチェスター・Cに対し、5810万ユーロ(約90億円)での買い取り義務付きのレンタル移籍を打診したようだ。しかし、マンチェスター・Cはこの提案を拒否。さらに、マンチェスター・Cはバルセロナに対してB・シルヴァを放出する意志がないことを表明したとのこと。その一方で、B・シルヴァ本人は今夏がバルセロナへ移籍する最後のチャンスだとも考えており、移籍を熱望している模様。ジョゼップ・グアルディオラ監督との話し合いの場を設け、すでに退団の意志は伝えているという。
果たして、バルセロナは“相思相愛”とも伝えられているB・シルヴァを獲得することはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。