
ユヴェントスは来週中にスイス代表MFデニス・ザカリアを売却することを期待しているようだ。5日、イタリアメディア『calciomercato.com』が伝えている。
現在26歳のザカリアは2022年1月末、4年半を過ごしたボルシアMGからユヴェントスに完全移籍。今季はセリエAで2試合に出場していたが、昨夏の移籍市場最終日に買い取りオプション付きのレンタル移籍でチェルシーに加入した。しかし、11月に入るまで出場機会はなく、その後も負傷者が続出した際には起用されていたものの、最終的にチェルシーでは公式戦11試合の出場で1ゴールを記録するに終わった。
最終的に買い取りオプションは行使されず、レンタル移籍期間満了に伴い、チェルシーを退団したザカリア。現行契約が2026年6月30日までとなっているユヴェントスに今夏復帰したものの、再び移籍することが濃厚と見られており、ウェストハムやライプツィヒ、レヴァークーゼンなどから関心が寄せられていた。
そして、今回の報道によると、今夏のザカリア売却を望んでいるユヴェントスはモナコとの交渉を進めている模様で、まだ若干の隔たりがあるものの、2000万ユーロ(約31億円)程度の移籍金で合意に向けて話し合いが進んでいるという。
ユヴェントスとしては来週中に交渉が成立することを期待しているようだが、果たして両クラブは合意に達することができるのだろうか。