
バイエルンに所属するスイス代表GKヤン・ゾマーは、インテルへの移籍が決定的となったようだ。4日、ドイツメディア『スカイ』が報じた。
報道によると、インテルはバイエルンに対し、移籍金600万ユーロ(約9億3000万円)を2回に分けて支払うことになる模様。インテルとゾマーはすでに口頭合意に達しており、同選手は早ければ現地時間6日または7日に、メディカルチェックのためミラノ入りするという。
現在34歳のゾマーはボルシアMGで約8年半に渡って絶対的守護神として活躍した後、今年1月にバイエルンに電撃加入。長期離脱中だったドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの代役として公式戦25試合でゴールを守り、ブンデスリーガ11連覇に貢献した。しかし、ノイアーの復帰が近づいていることなどに伴い、今夏の移籍市場での退団が噂されるようになっていた。
一方のインテルでは今夏、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナが移籍金5500万ユーロ(約85億円)でマンチェスター・Uに完全移籍。その後釜となる人材の確保に動いていた。