プレシーズンの過酷な環境に理解を要求…シメオネ監督「もちろん誰も気にしていない」

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、レアル・ソシエダとの一戦を振り返った。3日、スペイン紙『マルカ』が同監督のコメントを伝えている。

 3日にアトレティコ・マドリードvsレアル・ソシエダのプレシーズンマッチがメキシコで行われ、試合後の記者会見にシメオネ監督が登場。0-0のスコアレスドローで終了したことに対して意見を求められた同監督は、「いま、我々は異なる段階にいて、選手たちを試合のリズムに乗せることを考えている」と、この試合が結果ではなく、強化を目的としたものであることを強調。続けて、「私たちが経験した14時間のフライト、暑さ、時差…もちろん誰も気にしていない」と述べながら、過酷なコンディションで戦い抜いた選手たちを労った。

 一方で、「ファンがゴールシーンを見られなかったのは残念だ」と観客の心境に配慮しつつ、「雰囲気は素晴らしかったし、ファンはとても盛り上がっていた」と振り返った。

 また、オランダ代表FWメンフィス・デパイが、0-0の緊迫した場面でパネンカを選択し、PKを失敗したことについては、「親善試合での出来事でよかった」と語り、自身との不仲が報じられ、アトレティコ・マドリードからの退団を望んでいるとされるポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに対しても言及。「(去就は)クラブが決めることだ。選手は8月31日まで退団することができる。昨日、彼はチームに戻ってきたが、ここ7日間の違和感から改善し続け、日が経つにつれて調子が良くなることを願っている」と、去就について明言することはなかった。

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