チェルシー、モナコDFディサシ獲得が決定的に…移籍金約70億円で合意か

 チェルシーが、モナコに所属するフランス代表DFアクセル・ディサシの獲得に迫っているようだ。30日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。

 チェルシーのセンターバック(CB)には現在、ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバー、U-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィルらが在籍しているが、フランス代表DFブノワ・バディアシルがハムストリングの負傷で出遅れているほか、フランス代表DFウェズレイ・フォファナは今夏にひざの前十字じん帯(ACL)の再建手術を受けたことで長期離脱に。2023-24シーズン絶望の可能性も浮上していることから、チェルシーは代役の獲得を検討していることが明らかになっていた。

 今回の報道によると、チェルシーは右CBのオプションとしてディサシ獲得に関心を示し、すでにモナコとも同選手とも合意に至った模様で、チェルシーは4500万ユーロ(約70億円)の移籍金を支払うことになるという。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはディサシと1年の延長オプションが付随した2028年6月30日までとなる5年契約を締結することで合意。今週初めにメディカルチェックが予定されており、正式発表は時間の問題になっていることを伝えている。

 現在25歳のディサシはパリFC、スタッド・ランスを経て、2020年8月にモナコに加入した。2022-23シーズンは公式戦49試合に出場し、CBが本職ながら6ゴール4アシストを記録。また、昨年末に行われたFIFAワールドカップカタール2022ではフランス代表に追加招集で初選出され、デビューを果たし、ここまで通算4試合に出場している。

 ディサシにはパリ・サンジェルマンやバイエルン、トッテナム、ウェストハムなど多くのクラブから興味が寄せられ、今夏の移籍市場ではマンチェスター・Uやニューカッスルへの移籍の噂も浮上していたが、チェルシーが争奪戦を制することになりそうだ。

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