笹生優花はパー5で2オン×2回 ボギーフリーの「67」で3差6位発進

<アムンディ・エビアン選手権 初日◇27日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>
 
メジャー2勝目に向けて、好スタートを切った。2021年「全米女子オープン」覇者、笹生優花がボギーフリーの「67」でプレー。初日を首位と3打差の6位タイで滑り出した。

10番からスタートして、1つ目のバーディを記録したのは折り返す直前の18番パー5。この日は469ヤードの設定ということもあり、5番アイアンで2オンに成功した。9ホール目にして“やっと”奪ったバーディにも、「(メジャーが)難しいって分かっていて、9ホールでバーディがひとつしか獲れなかったって考えにはならない。逆に、獲れてよかった」と前向き。アンダーグループに入って後半へ向かい、そして3つのバーディを奪った。
 
最終9番パー5では、残り221ヤードから3番ユーティリティで左3メートルに2オン。スライスラインが右を抜けてイーグル逃しとなったが、きっちりとバーディで締めくくった。「楽しくラウンドもできましたし、よかったと思います」と振り返る。
 
もちろん、ピンチがまったくなかったわけではない。後半の4番ではバンカーにつかまって2メートルのパーパットを残し、8番パー3ではグリーン右に外したもののアプローチが1メートルとOKの距離には寄せきれなかった。
 
だが、そこからともに決め切ってナイスパーセーブ。「(パットの)ラインも予想しかできないけれど、たまたま合って、運もあって入った。入りすぎたって感じもしますけど、そういう日だったのかも」と、運も味方につけながら29パットにまとめた。
 
メジャーのセッティングらしく、フェアウェイの落としどころはかなりしぼられているなか、ティショットは13ホール中11回でフェアウェイをヒット。ショットの安定性、そしてショートゲームのリカバリーを兼ね備えた初日に胸を張りながら、残り3日間を見据える。
 
あすは午前組でスタート。「全体的に良くしていきたいとは思いますけど、あんまり時間もないので、ゆっくり休んで、やることをしっかりやればいいかなと思います」とまずは体調を整え、さらに良い位置で週末を迎えたい。(文・笠井あかり)

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