ライス退団のウェストハム、チェルシーMFギャラガー獲得に関心か

 ウェストハムが、チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーに関心を示しているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在23歳のギャラガーは、6歳からチェルシーで練習している下部組織出身選手で、これまでチャールトンやスウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチへのレンタル移籍を経験。2021-22シーズンにレンタル移籍したクリスタル・パレスで年間最優秀選手に選出される活躍を見せ、今季からチェルシーに復帰した。プレミアリーグ開幕戦でトップチームデビューを果たし、公式戦45試合出場で3ゴール1アシストを記録した。

 そんなギャラガーにはトッテナムなどから関心が寄せられていることが明らかになっていたなか、ウェストハムも獲得に興味を示しているという。

 ウェストハムではイングランド代表MFデクラン・ライスが1億ポンド(約180億円)の固定額に加えて、選手のパフォーマンスによって追加される500万ポンド(約9億円)のオプションが付随した総額1億500万ポンド(約189億円)の移籍金でアーセナルへと移籍した影響で中盤の補強が必要となっている。

 それでも、チェルシーとしては今夏の移籍市場でフランス代表MFエンゴロ・カンテ(フリー移籍)、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、イングランド代表MFメイソン・マウント、イングランド代表MFルベン・ロフタス・チークなどを売却していることから、中盤の枚数が少なくなっており、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はギャラガーをチームに加えることを望んでいると見られている。

 この影響でチェルシーは4000万ポンド(約72億円)を超えるオファーが届かない限り、ギャラガーの退団には応じない姿勢を示している模様で、ウェストハムがそのような金額を準備するかが移籍の焦点となっているようだ。

 なお、ウェストハムはギャラガーのほかに、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(フルアム)や、イングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズ(サウサンプトン)、スイス代表MFデニス・ザカリア(ユヴェントス)、メキシコ代表MFエドソン・アルバレス(アヤックス)らにも関心を示していることが明らかになっているが、果たしてライスの売却費で誰を獲得することになるのだろうか。

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