ルカクがインテルを裏切る!? 一転してユヴェントスへの移籍を希望か

 かねてからインテルへの移籍を希望しているとされていたチェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、一転してユヴェントスへの移籍を希望している可能性があるようだ。14日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在30歳のルカクは、2021年8月にチェルシー史上最高額となる移籍金1億1500万ユーロ(当時レートで約149億円)でインテルから完全移籍。2021-22シーズンは公式戦44試合の出場で15ゴール2アシストを記録したものの、パフォーマンスに対する批判が集まり、トーマス・トゥヘル元監督の下で絶対的なレギュラーとしては起用されなかった。

 すると、ルカクはわずか1年で古巣への復帰を希望。クラブもその要望に応じ、昨年7月から2022-23シーズン終了までの1年間の期限付き移籍でインテルに復帰した。今シーズンは負傷の影響もあり離脱している期間も長かったが、終盤に活躍を見せて最終的には公式戦37試合の出場で14ゴール7アシストを記録した。

 そんなルカクだが、今夏に期限付き移籍期間の満了を迎え、所有元のチェルシー所属の選手となったが、選手本人はかねてからレンタル移籍先であったインテルへの復帰を希望しており、インテル側もルカク獲得のため、マンチェスター・Uへの移籍が濃厚となっている元カメルーンGKアンドレ・オナナの売却資金を元に、チェルシーに対して3500万ユーロ(約55億円)+ボーナス500万ユーロ(約7億円)のオファーを準備しているとされていた。

 そんななか、今回の報道によると、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの退団を条件に、ユヴェントスがルカクの獲得レースに参入し、チェルシーに対してインテルと同額との移籍金を提示したという。しかし、チェルシーはできるだけ早くに取引を完了させたいとの意向があるようで、インテルへの売却を望んでいる模様。しかし、同メディアによると、ルカクがインテルへの移籍を完了させるための要求に応えていないとのことで、インテル側はこのルカクの態度はユヴェントスのオファーに前向きな姿勢であると認識しており、同選手に対して失望しているという。

 かねてからインテルへの移籍を希望しているとされていたものの、一転してユヴェントスへの移籍を希望している可能性が報じられたルカクだが、果たして来シーズンどこでプレーすることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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