
ベガルタ仙台は13日、伊藤彰監督との契約解除を発表した。また、クラブは同日に堀孝史コーチの新指揮官就任も併せて発表している。
伊藤氏は2022年の9月より仙台の監督に就任し、2年目の今季はここまで8勝8分9敗でリーグ13位となっている。契約解除にあたり、伊藤氏はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントを発表している。
「このたび、ベガルタ仙台の監督を退任することになりました。2022年の残り8試合から約1年間、良いときも苦しいときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手、スタッフ、力強く後押ししてくださった、ファン、サポーター、どんな時でも心強いサポート、温かい応援をしてくださったベガルタファミリーの方々に深く感謝申し上げます。今シーズン積み上げてきた成果を残りの試合、ベガルタファミリーのみなさんにお見せしたい、一緒に喜びを分かち合いたいと思っていましたので、シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、この後のハーフシーズン、チームがさらなる高みにいくこと、そして今シーズンの目的である優勝、J1昇格を信じております。1年間、本当にありがとうございました」
新たに監督に就任した堀氏は、かつて浦和レッズや東京ヴェルディの監督を歴任。2023年1月から仙台のコーチとしてチームに加わったが、この度、新指揮官としてチーム率いることとなりクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントを発表した。
「伊藤彰監督の後を受け、チームの指揮を執ることといたしました。今シーズン、コーチとして同監督と共に歩んできた身として責任を感じていますが、シーズンはまだ終わっておりません。J1昇格に向かって選手、スタッフ共に全力で戦います。ベガルタ仙台に関わるみなさまの応援、声援、支援に感謝しています。引き続き共に戦ってください。よろしくお願いいたします」