
マンチェスター・Uに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアがキャプテンの任を解かれる可能性があるようだ。9日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
マグワイアは、2019年にレスターから8000万ポンド(当時価格で約104億円)でマンチェスター・Uに加入し、2020年からはキャプテンを務めている。しかし、2022-23シーズンは新加入選手の存在や自身の不調もあり、センターバックの序列がチーム内で5番目まで後退。結果的に、リーグ戦の出場試合数が“16”にとどまったことで、去就に注目が集まっている。
一方、同選手にはマンチェスター・Uを去る意思はなく、来季も激しいポジション争いに挑むつもりだと報じられていた。しかし、残留となった場合はキャプテンをはく奪される可能性が高いようだ。『talkSPORT』によれば、クラブは、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを新たな主将にしたいと考えているとのこと。数日中に、エリック・テン・ハフ監督も含めた話し合いが行われると伝えている。
イングランド代表でもキャプテンを務めているマグワイアには、ウェストハムやトッテナム、ニューカッスルらが興味を示しているとも報じられているが、具体的な話し合いには至っていないようだ。
心機一転、新たなクラブで再起を図るのか、それとも苦しい環境下で再び地位を取り戻すのか、マグワイアの決断に注目だ。