
インテルは、トッテナムに所属する元フランス代表GKウーゴ・ロリスの獲得に関心を示しているようだ。7日、フランス紙『レキップ』が報じた。
インテルは現在、正GKを務める元カメルーン代表GKアンドレ・オナナに今夏の移籍市場での退団の可能性が浮上している。とりわけ、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの契約が満了を迎えたマンチェスター・Uが、インテルとクラブ間交渉を継続している。
インテルはオナナの後釜確保に向けて動いており、バイエルンに所属するスイス代表GKヤン・ゾマーも候補の一人に挙がっている。一方で“ネッラズーリ”は、今夏限りでのトッテナム退団が噂されるロリスとも数週間前から接触している模様だ。
ロリスは現在、サウジアラビアのクラブから2つの具体的なオファーを受け取っている模様。トルコやギリシャからもオファーがあったようだが、すでにこれらには断りを入れているようだ。
現在36歳のロリスはニースの下部組織で育ち、2006年1月にデビューを飾った。2008年夏からは4年間リヨンでプレー。2012年夏、トッテナムへの完全移籍を果たした。トッテナムでは公式戦通算447試合に出場し、2015年からは主将も務めている。
2008年11月に初キャップを記録したフランス代表では、歴代最多となる通算145試合に出場。FIFAワールドカップロシア2018優勝などに貢献した。2022年冬のカタールW杯を準優勝で終えた後、代表引退を発表した。