
リヴァプールは2日、労働許可証を条件としてライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。
リヴァプールにとってはブライトンから完全移籍加入したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターに続く、今夏2人目の補強に。イギリスメディア『BBC』によると、契約年数は2028年6月30日までの5年間。リヴァプールはライプツィヒに対し、7000万ユーロ(約110億円)の契約解除金を支払うことになる。なお、背番号は「8」に決定した。
現在22歳のソボスライは、2017年夏に母国のクラブからザルツブルクに加入。実質的なセカンドチームであるリーフェリンクで1年半を過ごし、2018年1月からザルツブルクに加わった。同クラブでは日本代表FW南野拓実(現モナコ)やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(現マンチェスター・C)らとともにプレーし、公式戦通算83試合の出場で26ゴールを記録した。
2021年1月にザルツブルクから姉妹クラブのライプツィヒに完全移籍し、DFBポカール連覇などに貢献。2シーズン半の在籍で公式戦通算91試合に出場し、20ゴールを記録した。
また、ハンガリー代表の各年代でも活躍を見せ、2019年3月にA代表デビューを飾った。これまで32キャップを刻んでおり、現在はキャプテンを務めている。
ソボスライはリヴァプール加入決定に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「本当に本当にいいことだ。ここ数日はとても楽しかったので、みんなともっと知り合えるのを楽しみにしている。この3、4日はとても長く、それほど簡単ではなかった。でも、最終的にはここにいられて嬉しいし、始まるのが待ちきれないね。本当の歴史があるクラブで、本当にいい選手がいて、いい監督もいる。このような次のステップに進めることは僕にとって完璧だった。ファン、スタジアム、すべてがいい。スタジアムでみんなに会えるのが待ちきれないね。できる限りのことをするつもりだ」