
浦和レッズは3日、バルセロナ・アトレティックからFW安部裕葵が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「7」に決定している。
1999年1月28日生まれで現在24歳の安部は、城北アスカFCやS.T.FCを経て瀬戸内高校に進学。その後2017年2月に鹿島アントラーズに入団しプロキャリアをスタートさせた。初年度から公式戦17試合に出場すると、2年目の2018シーズンは公式戦通算40試合に出場し5ゴールをマーク。Jリーグのベストヤングプレーヤー賞にも輝いた。
2019シーズンの途中には、バルセロナ・アトレティック(旧:バルセロナB)への移籍を決断。加入初年度の2019-20シーズンはセグンダ・ディビシオンB(3部リーグ)で20試合出場4ゴールという成績を残した。しかし、その後は度重なる負傷に苦しみ、2021-22シーズンからは登録外に。加入時に締結した契約の満了に伴い、6月末をもってバルセロナ・アトレティックを退団していた。
浦和は安部の特徴について「TOP OF TOPのスキルを備えた攻撃的ミッドフィールダー。ボックス付近でのクオリティーの高いプレーで、得点とアシストに関わり、攻撃の起点になれる選手」と説明。また、約4年ぶりのJリーグ復帰となる安部は、浦和のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「みなさん、こんにちは。安部裕葵と申します。このたび、浦和レッズに加入することになりました。ファンやサポーター、関係者の方々、よろしくお願いします。今日に至るまで、リハビリや私生活をサポートしてくださった方々、そして今回の契約を実現させていただいたエージェントと浦和レッズの関係者の方々には、本当に感謝しています。ありがとうございます。少しでも早くチームに溶け込み、タイトル獲得の力になれるよう日々精進していきます」