岩井千怜が14戦ぶりの予選落ち　強風に翻弄も全米女子OPに向けて「いい練習になった」

＜資生堂 レディスオープン　2日日◇30日◇戸塚カントリー倶楽部（神奈川県）◇6605ヤード・パー72＞

今季2勝を挙げ、メルセデス・ランキング3位につける岩井ツインズの妹・千怜が14試合ぶりに予選落ちした。初日1アンダー・15位タイで滑り出したが、この日は1バーディ・5ボギーの「76」。トータル3オーバー・62位タイで予選通過に1打及ばなかった。決勝ラウンド進出を逃したのは今年3月の「アクサレディス」以来。オーバーパーのラウンドは、「RKB×三井松島レディス」第2ラウンドの「74」以来、23ラウンドぶり（ヨネックスレディス2Ｒの9ホールを除く）となった。
瞬間最大風速15.6メートルを記録したコンディションに翻弄された。アウトの1番から出た岩井は、3番のボギーを皮切りに前半だけで4つスコアを落とす。後半に入って14番パー3で取り返したが、続く15番をボギーとすると、残り3ホールでも獲り返すことができずに終わった。「けっこう難しかったです。ここ最近では一番難しかった」と肩を落とす。

次戦は、来週行われる海外メジャー「全米女子オープン」。舞台となるペブルビーチ・ゴルフリンクスも強風になることが予想されるため、「いい練習になりましたね」と前を向いた。3月の予選落ち後は、13試合で優勝2回、2位2回を含むトップ5入り7回と毎週のように優勝争いに加わっていた。渡米は日曜日の深夜を予定しており、「できるだけ長く寝て、休養に充てたい」と言ってコースを後にした。