
ミランは6月30日、チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、2027年6月30日までとなる4年契約を締結した。なお、移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1600万ユーロ(約25億円)に400万ユーロ(約6億円)の追加オプションが付随した契約になるという。
現在27歳のロフタス・チークはU-8世代の頃からチェルシーに在籍していた。2014年12月にトップチームデビューを果たし、これまでクリスタル・パレスやフルアムへのレンタル移籍も経験。2019年5月にはアキレス腱を断裂して長期離脱を余儀なくされることもあったが、チェルシーでは多くのポジションで起用されながら、公式戦通算155試合出場で13ゴール18アシストを記録した。
2022-23シーズンは負傷離脱をしている時期もあったものの、公式戦33試合に出場したロフタス・チーク。しかし、現行契約が2024年6月30日までと来夏にはフリーになることから、今夏のチェルシー退団が噂されていた。新天地はかつてチェルシーでプレーしていたフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとイングランド代表DFフィカヨ・トモリが在籍しているミランに決定した。
【画像】ロフタス・チークがミランとの契約にサイン