
ミランが、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)に所属しているスペイン人FWアダマ・トラオレに関心を示しているようだ。28日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
現在27歳のA・トラオレは、バルセロナの下部組織出身でアストン・ヴィラ、ミドルスブラでのプレーを経て、2018年8月にウルヴスに加入した。昨年1月に古巣バルセロナにレンタル移籍を果たしたものの、昨年夏にウルヴスに復帰。2022-23シーズンは公式戦40試合出場で3ゴール2アシストを記録するなど、屈強なフィジカルを生かした豪快なドリブル突破を武器に、ウルヴスでは公式戦通算194試合出場で14ゴール20アシストを記録している。
現行契約が2023年6月30日までとウルヴスとの契約満了を迎えることから、去就に注目が集まっているA・トラオレにミランが関心を示しているという。
報道によると、ミランのステファノ・ピオリ監督がA・トラオレの獲得を望んでいる模様で、ミランは28日に同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と接触。フリー移籍の可能性について交渉を始めたことが伝えられている。
なお、A・トラオレにはローマも関心を示しているものの、現時点ではミランが優勢な状況と見られており、同選手獲得の可能性が浮上しているようだ。