
ボーンマスは23日、ローマから元オランダFWジャスティン・クライファートが完全移籍で加入することを発表した。
“チェリーズ”は今夏補強第1号と「長期契約」を締結。イギリス紙『タイムズ』によると、ボーンマスがローマに支払った移籍金は960万ポンド(約17億5000万円)となるようだ。
現在24歳のクライファートは、元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の次男。アヤックスの下部組織で育ち、2017年1月に同クラブでプロデビューを果たした。翌2018年3月には、オランダ代表でもデビューを飾った。同年夏、移籍金1725万ユーロ(約27億円)でローマに完全移籍した。
しかし、ローマでは期待に見合う結果を残すことができず。2020-21シーズンはライプツィヒ、21-22シーズンはニース、22-23シーズンはバレンシアに期限付き移籍した。今季はラ・リーガの26試合に出場し、6ゴールを記録した。
ボーンマスのニール・ブレイク最高経営責任者は、クライファートの獲得に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「ジャスティンはエキサイティングで多才な攻撃的選手だ。スピードがあって直線的なだけでなく、高い技術力を誇る。最近24歳になったばかりだが、ジャスティンには豊富な経験があり、5カ国のトップリーグでプレーしてきた。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでもプレーしているし、母国のA代表キャップも持っている。私たちはジャスティンと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしている」