
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目◇23日◇バルタスロールGC ローワーC(米ニュージャージー州)◇6621ヤード・パー71>
今季メジャー第2戦は、第2ラウンドの終盤を迎えている。4人がプレーした午後組の日本勢も、全員がホールアウトした。
7オーバーからの巻き返しを図った渋野日向子は、1つ落として迎えた前半14番でロングパットを決め今大会初バーディを奪った。しかし続く15番でスコアを落とすと、後半もボギーが3つ重なり戻せず。70センチのチャンスにつけた後半8番でもバーディパットを外すなどかみ合わず、トータル11オーバーでラウンドを終えた。この結果、現在のカットラインに6打及ばず予選落ちが確実になった。
また初日を2アンダーの6位で滑り出した古江彩佳にとっても、苦しい一日になった。前半から2つスコアを落とすと、折り返し直後の1番でダブルボギー。さらに5番でもスコアロスが重なってしまう。6番でバーディを獲り返すも、1メートルのチャンスが決まらなかった7番などパターがカップに蹴られるシーンも目立った。結果的に「75」で、トップと6打差のトータル2オーバーにスコアを落とした。
西郷真央も4つ落として、トータル7オーバーで予選落ち確実に。勝みなみもトータル10オーバーでラウンドを終え、決勝進出の道が閉ざされることになった。
午前組で回った4人は、笹生優花が2つ落としてトータルイーブンパーに後退。西村優菜は1つ伸ばして、トータル2オーバーに戻した。畑岡奈紗は「73」で3オーバーまで落としたが決勝ラウンド進出は死守。野村敏京はトータル10オーバーで競技を終えた。
現在トータル5アンダーの単独トップに2週連続優勝がかかるレオナ・マグワイア(アイルランド)が立っている。