11月開催のU-17W杯、開催国がインドネシアに決定…今年4月にペルーが開催返上

 国際サッカー連盟(FIFA)は23日、2023 FIFA U-17ワールドカップ(U-17W杯)について、インドネシアで開催することを公式サイトで発表した。

 当初は2021年に開催される予定だったU-17W杯だが、新型コロナウイルスの世界的な拡大に伴い中止に。2023年にあらためてペルーで開催される予定で調整が進んだ。しかし、ペルーサッカー連盟(FPF)とFIFAの間で協議を重ねた結果、ペルーは今年4月3日にインフラ整備の遅れなどの理由から開催を返上していた。

 今回、U-17W杯の開催国となったインドネシアは当初、2023 FIFA U-20ワールドカップ(U-20W杯)を開催する予定だった。だが、イスラエルの参加が決定したことに対して、宗教的・政治的な理由などからインドネシア国内で反発の声が上がり、FIFAはインドネシアの開催権を剥奪。最終的に同大会はアルゼンチンで開催された。

 初のU-20W杯開催を逃したものの、結果的にU-17W杯の開催を獲得する形となったインドネシア。U-17W杯は、2023年11月10日から12月2日にかけて開催される。

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