
インテルが、チェルシーの主将を務めるスペイン代表DFセサル・アスピリクエタに強い関心を示しているようだ。22日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在33歳のアスピリクエタはオサスナの下部組織出身で2010年にマルセイユへ移籍後、2012年からチェルシーでプレー。プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーリッパリーグ(EL)、FIFAクラブワールドカップなどで優勝を経験するなど、同クラブ史上初めてすべての主要タイトルを獲得した選手にもなった。
昨年8月には契約を2024年6月30日まで延長。今年1月には元チェコ代表GKペトル・チェフ氏が記録していたチェルシーにおける外国籍選手の最多出場記録を更新したほか、クラブ史上6人目となる500試合出場も達成。今シーズンはベンチに座る機会も増えたが、公式戦32試合に出場し、クラブ通算では公式戦508試合出場で17ゴール56アシストを記録している。
そんなアスピリクエタに守備の強化を目指しているインテルが強い関心を示しているという。報道によると、同選手のチェルシーとの契約は来夏までとなっているが、双方の合意により契約解除する可能性も高い模様で、交渉が成立した場合にはフリー移籍でインテルに加入することになりそうだ。
現在チェルシーに所属している選手では最古参で2019-20シーズンからは主将を務めているアスピリクエタだが、果たして多くの選手に移籍の可能性が浮上している今夏に同選手もチェルシーを退団することになるのだろうか。