川崎F、チャナティップの退団を発表…母国クラブへ移籍「チャンピオン奪還を応援しています」

 川崎フロンターレは21日、タイ代表MFチャナティップがBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)に完全移籍することを発表した。

 1993年10月5日生まれで現在29歳のチャナティップは、“タイのメッシ”の異名を持つアタッカー。母国のBECテロ・サーサナFCやムアントン・ユナイテッドでのプレーを経て、2017年7月に北海道コンサドーレ札幌にレンタルで加入し、2019年2月に完全移籍に移行した。同クラブでは、公式戦通算123試合に出場し15ゴール22アシストをマーク。2018年には明治安田生命J1リーグのベストイレブンにも名を連ねた。

 2022年1月には川崎Fに完全移籍で加入。“Jリーグ王者”での活躍に期待が寄せられたものの、度重なる自身の負傷もあり、なかなか定位置を掴むことができず。初年度は公式戦21試合の出場で2ゴール3アシストをマークしたものの、今シーズンはここまで公式戦6試合の出場で1ゴールという結果に留まっていた。

 母国へ復帰することとなったチャナティップは、川崎Fのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「この度、BGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍することになりました。川崎フロンターレの選手になった日から、ファン・サポーターの温かい応援がとてもうれしかったですし、感謝しています。フロンターレに加入してから長い時間は経っていませんが、フロント、強化部、監督、コーチングスタッフ、選手のみんなと良い関係を築けたと思っていますし、皆さんにサポートしていただいたことに感謝しています」

「チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが、川崎フロンターレの歴史にチャナの名前が刻まれていることを誇りに思います。このフロンターレで選手として戦えたことを、とても光栄に思っています。これからは、川崎フロンターレのファンの一人として応援していきたいと思いますし、目標であるJリーグチャンピオン奪還を応援しています。頑張ってください!」

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