マンC、“万能型”DFグヴァルディオール獲得に本腰?…個人交渉は順調に進展か

 マンチェスター・Cが、ライプツィヒ所属のクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオール獲得に向けた動きを見せているようだ。16日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇し、イングランド勢24年ぶりのトレブル(主要タイトル3冠)を達成したマンチェスター・C。就任7年目のジョゼップ・グアルディオラ監督の下で、無類の強さを見せつけた同クラブはすでに来シーズンの戦いに目を向けており、獲得候補の選定や選手との交渉を進めている。

 かねてから今夏の獲得が噂されているのが、チェルシー所属のクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ。ロマーノ氏によると、マンチェスター・Cは既にコヴァチッチ本人と個人的な条件で合意に達しており、現在はチェルシー側との話し合いを進めているという。クラブ間での交渉も順調に進展しており、移籍成立の可能性は高まっているようだ。

 今後の動向にも注目が集まるが、マンチェスター・Cは今夏にクロアチア代表戦士をもう1人獲得することになるかもしれない。ロマーノ氏の情報によると、同クラブは現在グヴァルディオールとの契約締結に向けて、選手側との個人交渉に臨んでいるとのこと。未だ合意には達していないものの、個人的な条件等の話し合いは順調に進展しているという。

 なお、グヴァルディオールとライプツィヒとの現行契約は、2027年6月末まで。クラブは最終ラインの主軸を担う21歳のセンターバック(CB)の放出を望んでいないものの、仮に巨額のオファーが提示された場合には、今夏の売却に踏み切る可能性もあるとロマーノ氏は指摘。イギリス紙『マンチェスター・イブニングニュース』やドイツ紙『ビルト』によると、ライプツィヒ側は移籍金として最低でも7500万ポンド(約135億円)程度を要求する見込みだという。

 強さと速さ、巧さを兼ね備え、主戦場とするCBだけでなく、サイドバック(SB)でのプレーも可能な万能型DFグヴァルディオール。今夏に新天地を求めることになるのだろうか。マンチェスター・Cとライプツィヒ、両クラブの今後の動きに注目が集まる。

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