ウェストハムがアーセナルからのライス獲得“初回”オファーを拒否…マンCの参入を期待か

 ウェストハムはイングランド代表MFデクラン・ライスに対するアーセナルからのオファーを拒否したようだ。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 24歳のライスは、チェルシーの下部組織出身で2013年にウェストハムの下部組織に移籍後、2017年にトップチームデビューを果たした。以降は同クラブの中心選手に成長し、今シーズンはキャプテンを務めながら、リーグ戦37試合の出場で4ゴール2アシストをマーク。カンファレンスリーグ(ECL)では、クラブを欧州大会で58年ぶりの優勝へ導いた。

 以前よりライスへの関心が伝えられるアーセナルだが、今回の獲得オファーはウェストハムに拒否されてしまった模様。同メディアによると、オファーには数多くの条項が含まれており、ライス売却によって最大限のメリットを享受したいウェストハム側が不快感を示したと見られている。

 また、ウェストハム上層部は、アーセナルからのさらなる連絡を期待しているが、マンチェスター・Cからのオファーも待っている様子。現在マンチェスター・Cはライス獲得に向けた動きを表面化させていないものの、去就が不透明なポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァとドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの動向次第でライス争奪戦に名乗りを上げる可能性があるという。

 ウェストハムは同選手の売却に1億ポンド(約175億円)以上を要求しているとされ、アーセナルはライス本人との個人的な条件で既に合意に達しているとも報じられている。今やヨーロッパ中から注目される“人気銘柄”へと成長したイングランド代表MFは、来季どのクラブでプレーすることになるのだろうか。

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