
セリエA王者のナポリは15日、リュディ・ガルシア氏が新指揮官に就任したことを発表した。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ナポリと59歳のフランス人監督との契約は、2年+1年の延長オプションが付いたものになるとのこと。今季のチームを優勝に導いたルチアーノ・スパレッティ監督は、1年間の休養を取ることを宣言して指揮官の座から退任。その後任には大きな注目が集まっていた。
ガルシア監督は、フランス国内で指導者としてのキャリアを積んだ後、2013年から3シーズンに渡ってローマを指揮。2シーズン連続でチームを2位に導いたものの、3年目のシーズン途中に解任され、その後はマルセイユやリヨンの指揮官を経て、2022年からはアル・ナスルの監督を務めていたが、今年4月に双方合意の元で契約が解除されていた。
今回の就任を受け、ガルシア監督は自身のSNSを更新。「ナポリのプロジェクトと一緒になれるなんて、なんという喜びだ。イタリアに戻ることができて、とても嬉しい。私は今、イタリア王者のカラーを掲げ続けるため、これまで以上のモチベーションと野心に満ちている」とツイートし、新天地での新たな物語を心待ちにしていた。