
マンチェスター・Uは、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの獲得レースから撤退するようだ。14日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
今夏の移籍市場にて、“ストライカー”の確保に優先的に取り組むと見られているマンチェスター・Uは、かねてから、ケイン獲得の噂が度々報じられており、今夏の獲得候補の最上位に位置付けているとも伝えられていた。
しかし、今回の報道によると、マンチェスター・Uはケインとの契約は実現可能な選択肢とは考えておらず、獲得レースから撤退するという。その理由は、高額過ぎる移籍金にある模様で、トッテナムが要求する額を捻出することはできないと考えているようだ。また、ケインの他にも、ナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得も噂されているが、同メディアでは、1億3000万ポンド(約232億円)という高額な移籍金が必要となるため、獲得の可能性は低いと指摘されている。
そこで、マンチェスター・Uはターゲットをアタランタに所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドに変更すると伝えられており、同選手の移籍金は5000万ポンド(約89億円)程度になるようだ。
今夏の移籍市場にて、“ストライカー”の獲得を目指すマンチェスター・Uは果たしてどの選手を新戦力として迎えるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。