
バルセロナが、ビジャレアルに所属するU-21スペイン代表MFアレックス・バエナに関心を示しているようだ。13日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
スペイン代表MFペドリが負傷離脱を繰り返していることから、攻撃的な中盤の選手補強を画策しているバルセロナは、2023年6月30日にマンチェスター・Cとの契約満了を迎えるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンをフリーで獲得することを狙っていることが明らかになっている。
しかし、マンチェスター・Cとしてはギュンドアンに契約延長オファーを提示していることもあり、同選手がどのような決断を下すかは不透明となっている。そこで、バルセロナはバエナにも関心を示しているようだ。
報道によると、バルセロナはシーズン中からバエナに関心を示しており、ジャビ・エルナンデス監督が要求している選手像に合う選手だと確信しているという。それでも、ラ・リーガ独自に設けられているサラリーキャップ制度の問題からバルセロナが同選手を獲得することは容易ではないことも指摘されている。
なお、バエナの契約には3500万ユーロ(約53億円)の解除条項が設定されていたものの、今年1月に契約を2028年6月30日まで延長したことで、契約解除条項も見直されたと見られているが、正確な数字は明らかになっていない。
ジャビ監督としては今夏の移籍市場でギュンドアンとバエナどちらの獲得も望んでいるようだが、果たしてバルセロナは両選手を獲得することはできるのだろうか。