レスターがジェラード氏の招へいを画策? 降格組のリーズと“争奪戦”が起きる可能性も

 レスターは次期監督として元アストン・ヴィラ指揮官であるスティーヴン・ジェラード氏の招へいを画策しているようだ。8日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 2014-15シーズンに11年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たしたレスターは、翌年にリーグタイトル獲得を経験。以降は上位争いの常連チームへと成長したものの、今シーズンは序盤戦から不調に陥り、最終的に18位でリーグ戦を終えチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定した。

 同紙によると、レスター上層部は降格後のクラブ再建にあたりジェラード氏を新指揮官候補としてリストアップした模様。今シーズンの途中からチームの指揮を取ったディーン・スミス監督と今後について対談を行ったをものの、過去にフルアムとボーンマスを昇格に導いたスコット・パーカー氏や、現在マンチェスター・Cでアシスタントコーチを務めるエンツォ・マレスカ氏なども次期監督候補として挙げながら、幅広く将来の可能性を探っているようだ。

 また、レスターと同様に来季のチャンピオンシップ降格が決まっているリーズも、サム・アラダイス監督の後任としてジェラード氏と交渉を行なっていると伝えており、2チームによる“争奪戦”が勃発する可能性もあると見られている。

 現在43歳のジェラード氏は、現役時代にリヴァプールなどで活躍し、イングランド代表として114試合に出場した。引退後は指導者の道へ進むと、リヴァプールの下部組織で監督経験を積み、2018年にスコティッシュ・プレミアリーグに所属するレンジャーズの指揮官に就任。2020-21シーズンには同クラブをリーグ優勝へ導きセルティックの9連覇を阻んだ。2021年11月からはアストン・ヴィラの指揮官を務めたが、今シーズンは開幕11戦で僅か2勝と苦しみ、昨年10月をもって解任されていた。

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