単独首位での最終日は自身初 青山加織が師匠に捧ぐ8年ぶりVへ

<地域みらいグル-プレディス佐嘉窓乃梅カップ 2日目◇26日◇武雄ゴルフ倶楽部(佐賀県)◇6420ヤード・パー72>

37歳が会心のラウンドを披露した。7バーディ・1ボギーの「66」をマークした青山加織がトータル8アンダー・単独首位に浮上。2015年「うどん県レディース 金陵杯」以来のステップ5勝目に王手をかけた。
プロ17年目。レギュラーツアーのシード経験もあり、ステップ通算4勝を誇る百戦錬磨だが、意外にも単独首位で最終日を迎えるのは自身初となる。これまでの4勝はすべて逆転でつかんだものだった。

長いプロ生活の中で初の体験となるが、ベテランはさすがに落ち着いている。「前週からショットが良くなりました。最終日も自分が気をつけていることに一打一打集中してやっていきたい」と泰然自若で挑む。

心に火がつく理由もある。「今大会は師匠の岡本綾子さんが解説をしています。岡本さんの前で優勝できるように頑張ります。本当に、めちゃくちゃ優勝したいです」と気合十分。8年ぶりのタイトルを師匠に捧げてみせる。

【そのほか上位勢のコメント】
■武尾咲希(2位:-7)
「昨年も2位でしたし、このコースとはとても相性がいい。コースと私の名前に“たけお”が入っていて、漢字は違うけど、勝手に親近感を持ってプレーしています(笑)。昨年のリベンジができるように、最終日はスコアのリミットを決めず最後まで攻めていきます」

■西山ゆかり(3位T:-6)
「課題としていたドライバーショットが、今週はすごく上手くいっています。自分のなかで、本当にいい感じでプレーできています。最終日最終組で回るので、優勝を意識しながらになりますが、自分のいいプレーが出せるようにしたいですね」

■北川紗玖楽(14位T:-4)※アマチュア
「2日目はパッティングのリズムに迷いがあったり、イメージ通りのストロークができなかった。悔しいです。なかなか思うようなゴルフができなかったけど、初日と変わらず自分のやるべきことに集中できたところは良かった。最終日はスコアを意識するのではなく、自分ができることを精一杯やっていきたいです」

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