
ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、日本代表MF三笘薫のさらなる成長に期待を寄せた。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在26歳の三笘は2021年8月に川崎フロンターレからブライトンに完全移籍すると、昨シーズンは姉妹クラブのユニオン・サン・ジロワーズに期限付き移籍し、今季からブライトンでプレー。開幕数試合はベンチスタートが続いていたが、徐々にスタメンの座を勝ち取り、ここまで公式戦39試合の出場で10ゴール8アシストを記録し、クラブ史上初となる欧州カップ戦の出場権獲得に大きく貢献した。
プレミアリーグでは今季7得点を挙げ、2012-13シーズンの香川真司(マンチェスター・U)、2017-18シーズンの岡崎慎司(レスター)が記録した6ゴールを上回り、プレミアリーグにおける日本人選手の1シーズン最多得点記録を樹立した三笘。それでも、デ・ゼルビ監督は同選手にさらなる結果を残すことを求めていることを明かした。
「彼にはこれだけのクオリティとポテンシャルがあるから、来シーズンは最低でも15ゴールは決めてほしいと思っている。でも、これが彼のプレミアリーグ1年目と考えると、彼のパフォーマンスは素晴らしかった」
なお、今シーズンの活躍を受け、三笘には多くのクラブが関心を示していることが明らかになっており、去就には注目が集まっている。しかし、来シーズンも三笘がブライトンでプレーするかと聞かれたデ・ゼルビ監督は「間違いなくイエスだ」と今夏の残留を強調した。