「オーガスタの失敗は繰り返さない」ブルックス・ケプカ、メジャー2大会連続で3日目首位

<全米プロゴルフ選手権 3日目◇20日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

“メジャーハンター”が来た! 降り続く雨によりコースコンディションが激変した大会3日目。多くの選手がスコアメイクに苦労する中、ブルックス・ケプカ(米国)が5バーディ・1ボギーでこの日のベストスコアとなる「66」をマークし、トータル6アンダーで単独首位に躍り出た。
ケプカは今年4月の「マスターズ」でも3日目を終えて単独首位だった。米ツアー通算8勝のうちメジャータイトルが4つ(2017、18年の全米オープン、18、19年の全米プロ)。さすがというほかない、無類の強さだ。

昨年からPGAツアーを離脱。3日間予選カットなしの高額賞金大会が行われる「LIVゴルフ」に移籍した。いまではほとんど表舞台でその姿を見ることはないが、この海外メジャーは別。「4日間のハードな戦いは難しい」というLIV選手への前評判を覆したマスターズの戦いが、フロックではなかったことを証明している。

「きょうはアグレッシブにプレーできた。いまはとても気分がいい。メジャーで勝つことは誰にとっても大きな出来事」。過去4度味わっている喜びは格別。5度目に向けて、気持ちも前向きだ。

これまで、メジャーで3日目を終えて首位か首位タイに立ったのは4回。18年の全米オープンと全米プロ、そして19年の全米プロでは見事に逃げ切った。唯一の負けが、先月のマスターズ。ジョン・ラーム(スペイン)に逆転を許した。

「オーガスタのような失敗は人生で二度と繰り返さない」。自信を込めてリベンジを誓ったケプカ。あとは残り18ホールでやりぬくだけだ。

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